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ビクセン FL-90S [天文>機材>望遠鏡]

高校入学祝に親に買ってもらった望遠鏡ですが未だに現役です。2枚玉アポ屈折としては最高クラスの見え味で(多分)最上位機種のFL-102が欲しかったですが、今ではFL-90の口径8cmクラスの手軽さと口径10cmクラスの見え味の中間を取った感じが気に入っています。複数の鏡筒を所有して双眼装置で惑星を見比べたりする事でこの望遠鏡の性能を再認識するところとなりました。

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光学性能は申し分ありませんが接眼部が2インチに対応していない事やバックフォーカスが短い事、ファインダーがアリガタアリミゾ式が使えない事などの理由で鏡筒切断した上でStarlight Instruments社のフェザータッチフォーカサーに換装しています(フォーカサーと鏡筒を接続するアタッチメントは国際光器に製作してもらいました)。しかし鏡筒短縮をやりすぎてそのままではピントが出ず、80mmの延長筒が常時必要となってしまい、また双眼装置を付けた時の鏡筒バランスが悪く、長いアリガタレールを使って鏡筒全体を前に出すことでバランスを取っていますが、全体の見た目がごてごてしてしまいやりすぎた感があります。

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一時は無くなると言われたフローライトですが供給が復活したのかタカハシが最近FCシリーズを復活させて人気の模様ですが、ビクセンFLの復活も少し期待してしまいます。FLはフローライトの相玉の硝材との相性が良かったらしいので、これが使えない条件では現行FCを超えるのは難しいかもですが。

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