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笠井 WideFinder28+遊馬製作所 RGプレート [天文>機材>ファインダー]

個人的にファインダーは対空派ですが弱点としてファインダーの視界にスターホッピングの基点となる星を導入するのに苦労する事が多く、また7度程度の実視界だと狙いを外してる場合もあったりするので実視界の広いファインダーが欲しくなり、当倍ファインダーはテルラドやスポットファインダーなど試したのですが、光害地ではスクリーンの向こうの星が見えないと言う致命的な問題があり実用になりませんでした。

そこで光害地で星座の位置を確認するのに絶大な威力を発揮するワイドビノの光学系に当倍ファインダーを合体させたこのファインダーを入手しましたが、正に自分の要求を満たす為に作られたような製品で、2、3等星しか見えない光害地の庭先でも狙いの星をバシバシ導入できるようになり、そこからの対空ファインダーでのスターホッピングによる導入もとてもやり易くなりました。

しかし個人的に大きな問題があり、ファインダーの取り付け方法がプラスチックの台座を両面テープで鏡筒に貼り付けると言うもので、汎用性を重視する自分的にはどうしても受け入れ難く、中々積極的に使う気になれませんでした。

fndr-ks-wf28.jpg

そんな状況を打破してくれた製品が遊馬製作所のRGプレートで、このパーツを介してWideFinderの取り付けベースと同社ファインダーアリガタVFA-1と合体させる事でビクセン規格のファインダーとして使えるようになり、VFA-1には底面にカメラネジ穴が開いているのでウェイト軸カメラ雲台などにも取り付け可能で、これでようやくまともにこのファインダーが使えるようになりました。WideFinder単体だとプラスチック部品がメインなのでやや安っぽく感じていましたが、黒アルマイト塗装されたRGプレートにVFA-1と合体させると一気に立派な感じになりましたw WideFinder使いの方にはオススメです。

fndr-asm-rgplt.jpg
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