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ミニボーグ55FL-BINO(未完成) [天文>機材>望遠鏡]

ミニボーグ45ED対空双眼望遠鏡を見直して、正立プリズムの寸法の都合上最小目幅が65mmなので、対物レンズをもっと大きくできないだろうか?と考えていたところにミニボーグ55FLの対物レンズの最大径が64mmと言う点に目が留まり、これにアップグレードできないかと考える事になりました。

とは言っても焦点距離が250mmと短いので今使っているミニボーグ鏡筒は使えないのですが、ふとボーグのHPを見ていてM57延長筒に台座を付けたパーツのDZ-2【7517】の存在を知り、これを使えば光路長を大幅に短縮可能では?と思いつき、一気にBINO化が現実味を帯びてきました。

他の部分も光路長をを減らす為、正立プリズムとの接続は2インチホルダーSSII【7501】を使い、ヘリコイドは45EDのM57ヘリコイドSを流用、双眼で左右のヘリコイドが干渉しないように前後にずらす為、延長筒として2インチホルダーSS【7506】を使い、

・ミニボーグ55FL対物レンズ【2555】
・M57ヘリコイドS【7757】
・2インチホルダーSS【7506】
・DZ-2【7517】
・2インチホルダーSSII【7501】
・スタークラウド SC2インチ90°正立プリズム(通常バレル仕様)

と言う形が出来上がったのですが、これでもバックフォーカスが足りずにピントが出ませんでした。そこでDZ-2がM57の60mmの延長筒に台座を付けたものだったので、これを40mmに出来ないかと、M57/60延長筒M【7603】を台座に付ける手段を考え、加工は極力避けたかったのですが、2箇所バカ穴を開けてネジとナットで留める形で光路長40mmの改造DZ-2が出来上がりました。

tlscp-b55fl-bn_3.jpg

これを使う事でバックフォーカスの問題は解決し、むしろ短くなりすぎたので、もう一つ2インチホルダーSSを追加、

・ミニボーグ55FL対物レンズ【2555】
・M57ヘリコイドS【7757】
・2インチホルダーSS【7506】
・2インチホルダーSS【7506】
・DZ-2【7517】改(光路長40mm)
・2インチホルダーSSII【7501】
・スタークラウド SC2インチ90°正立プリズム(通常バレル仕様)

と言う構成で一応の完成(片側だけ)を見ました。

tlscp-b55fl-bn_1.jpg

光路長の調整は2インチホルダーSSの2個直結で22mmのところを、2インチホルダーSS+M57/60延長筒SS【7601】にすれば23mm、M57/60延長筒SSの2個直結なら24mm、2インチホルダーSS+M57/60延長筒SS+スペーサー2mm(60Φ)【7879】で25mmなど微調整が可能です。

低倍率用のアイピースはLVW42mmだと有効最低倍率を下回り、実視界は11.8度と広大ですが実質口径が41.8mmとなり45EDを下回ります。ここで目をつけたのがバーダーハイペリオンアスフェリック36mmで、実視界は10.4度で実質口径が48.7mmとなり、45EDにLVW42mmを使った時の実視界も口径も上回るので、これなら45EDから55FLに完全に乗り換えられると考えました。

そして厳寒地の寒い中、天の川の見えるところで55FLと45EDを並べての星像チェックを敢行して計算外の事態が・・・

55FLの周辺像が悪い・・・orz

55FLはF4.5なので厳しい予感はしていましたが、地上風景を見る限りでは問題なかったので期待していたのですが、ハイペリオン36mmで見ると良像範囲は5割位?で45EDにLVW42mmの組み合わせと比べても狭く感じ、55FLは実視界は広いですが、使える実視界は45EDより狭い印象で、追い討ちを掛けたのがイーソス17mmでの比較で、45EDでは周辺までほぼ点像ですが、55FLだと8割位から周辺が崩れます。周辺像が気になる自分的にはこれはちょっと耐えられないと感じました。口径が大きいので星が多く見えるのは非常に魅力だったのですが・・・

と言う訳で55FL-BINO計画はここで白紙撤回となりました。

周辺まで気持ちよく見える前提で、超広視界対空双眼視を楽しむなら対物はF値に無理が無い45EDがベターとの結論で元の鞘に収まった次第です。
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