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ELS双眼装置を使ったお遊び双眼鏡 [天文>機材>望遠鏡]

ELS双眼装置はこれ単体で正立像が得られる双眼装置ですのでこれに対物レンズを直結すればそのまま双眼鏡になるのでは?と思いつき、折角望遠鏡用のアイピースや対物レンズを使うなら尖ったスペックが欲しいととりあえずアイピースは手持ちのナグラー9mmをチョイス、対物レンズはかなり短焦点でなくては低倍率が得られず、手持ちでの観望が厳しくなるので画質度外視で何とケンコークローズアップレンズNo.10(焦点距離100mm)を使ってみる事にしました。対物レンズ以外は手持ちのパーツを寄せ集め、構成は、

・Kenko MCクローズアップレンズNo.10(フィルター径52mm)
・BORG ミニボーグ用フード(BK)【60207】
・BORG M57ヘリコイドS【7757】
・BORG 2インチホルダーSII【7504】
・2インチ→31.7mmアダプター
・ELS双眼装置

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これで合焦が得られ、確かに普通の双眼鏡のように扱えますが、画質が・・・すさまじく悪い!wいや予想したよりはまともに見える気もしますし、スペック的には見掛け視界82度、倍率11.1倍、実視界7.38度と中々尖ったスペックで、外観も中々カッコイイ気がします笑

この画質の悪さは対物レンズが完全に用途外と言う事もありますが、双眼装置で明るさが半分になっている部分が大きな要因(暗い)の気がします。究極のスペックを追い求めればアイピースをイーソス10mmにすれば見掛け視界100度、倍率10倍、実視界10度とかのニコンWX10x50を上回るスペック番長な双眼鏡が出来上がりますが、見え味から言えば凄まじく割に合わないでしょう笑

もう少し現実的な見え味が得られる組み合わせを模索すると、直視双眼鏡として手持ちを想定すると低倍率が欲しいのでやはり対物の焦点距離は出来るだけ短い方が良く、かつボーグパーツに接続できるとなるとやはりケンコーのクローズアップレンズ、その中で焦点距離200mmのACのNo.5辺りが画質が期待できるぎりぎりのラインでしょうか。

アイピースは折角望遠鏡用のアイピースが使えるなら普通の双眼鏡ではまず実現できない見掛け視界100度アイピースを是非とも使ってみたいところです。とは言えイーソス2本は価格的に非現実的ですので、ここは庶民の味方、最近流行のXWAアイピースが性能価格的に妥当なチョイスでしょうか。尚、焦点距離はELS双眼装置の開口径の制限があるので9mmが限界と思われます(13mmだと恐らくケラれる)。

これにELS双眼装置用の0.66倍レデューサーを組み合わせれば、倍率14.7倍、実視界6.82度、見掛け視界100度の手持ち双眼観望が実現できます。倍率がやや高めですが得られる見掛け視界と実視界を鑑みればぎりぎり実用範囲内、かも知れません。

とは言えやはり双眼装置で光量が半分に落ちるので画質的に見合うものが得られるのか不透明ですので、この為だけにパーツを買い揃えるのはリスクがありますが、ELS双眼装置と対物レンズ直結で手持ち双眼鏡に、と言う発想は活かせる事が分かりましたので、たまたまパーツがある程度揃っている方には色々試してみるのも面白いかも知れませんね。

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