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SVBONY WA-12mm [天文>機材>アイピース]

このアイピースの名称らしきものが無かったのでWA-12mmは自分で勝手に名付けましたすみません;

アイレリーフが10mm以上のスマイスレンズを含まないクラシックアイピースで最高倍率を得たいとなると焦点距離12mm程度のアイピースが概ね候補となるのですが、この条件で広角を実現しているアイピースとなると殆ど見つける事ができません。今回のアイピースは見掛け視界60度となっていてこの稀有な条件に当てはまり、双眼装置で使う高倍率用の広角アイピースとして使えないかと期待して手に入れてみました。

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レンズ構成を見るとケーニヒに凸レンズを一枚プラスしたいわゆる改良ケーニヒと呼ばれるタイプでしょうか。笠井で販売されているWAシリーズと同じ設計かな?と予想しています。

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アイレンズはこの焦点距離のクラシックアイピースとしては大きく一見覗き易そうですが、アイレリーフが短めなので全視野を見るにはそこそこ目を近づける必要があります。

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見え味は中心像はすっきりしたシャープな見え味で普通に良く見えますが、経緯台で木星を見ていると視野の周辺に移動するにつれて両端にかなりの色が付き個人的に結構気になるレベルです。バローを使う双眼装置での使用前提で、見掛け視界60度程度なら周辺像の崩れはあまり無いのではと期待していましたが、その点では予想より厳しい結果となりました。

ただ中心像は問題なく使えるレベルですので値段を考えるとコスパは高く、月などの面積体を観望する場合にはこの見掛け視界の広さはかなりのアドバンテージになりますので、双眼装置と相性の良い広角アイピースとしてユニークで価値ある存在と言えるかも知れません。