TMBスーパーモノセントリック12mm、18mm [天文>機材>アイピース]
個人的に双眼装置で使う場合に最高倍率で使う事になる焦点距離12mm前後のアイピースですが、笠井HC-Or12mmにそれ程不満は無かったものの、もっと見えるアイピースは無いものかと同じ笠井で扱われたINTES-MICRO製のモノセントリックST-12mmに目星をつけ、ディスコン寸前に入手したもののHC-Or12mmと見比べて優位性が感じられなかったので手放したのですが、国際光器でTMBのスーパーモノセントリックが限定再販売されるのを知り懲りずに12mmを2本購入、MarkV双眼装置に2.6xバローの組み合わせで土星を見て、まずHC-Or12mmで見た後でこちらに変えたところ一見して像が明るく解像度が高く感じられ、ST-12mmのようなゴーストも皆無、HC-Or12mmも良く見えるアイピースですがそれを上回る見え味に高価な価格も納得と言ったところです。
12mmの性能に満足したその後中倍率用に18mmをAPMから個人輸入し、谷Or18mmと月面で見比べましたが、こちらもモノセンが解像度、コントラストが高く見え、谷オルソが平面的な見え味に対し、こちらは立体感を感じられる見え方で、期待通りの高い性能にこちらも満足しています。レンズをクリーニングする時に感じる事ですが、他のアイピースと比べてアイレンズがどこにあるか分からないくらい暗く、相当反射が抑えられているのではと感じます。像の明るさの秘密はコーティングにもあるのかも知れません。
アイピースのスペックはこちら
12mmの性能に満足したその後中倍率用に18mmをAPMから個人輸入し、谷Or18mmと月面で見比べましたが、こちらもモノセンが解像度、コントラストが高く見え、谷オルソが平面的な見え味に対し、こちらは立体感を感じられる見え方で、期待通りの高い性能にこちらも満足しています。レンズをクリーニングする時に感じる事ですが、他のアイピースと比べてアイレンズがどこにあるか分からないくらい暗く、相当反射が抑えられているのではと感じます。像の明るさの秘密はコーティングにもあるのかも知れません。
アイピースのスペックはこちら
2015-07-31 01:25
nice!(0)
Meade SP20mm(日本製) [天文>機材>アイピース]
ヤフオクでこのアイピースの新品が投売りされているのを見掛け、数量2あったので日本製と言う事もあり、双眼装置での使い倒し用にと落としてみたのですが、使ってみると予想外に良く見える、と感じたのはオライオンUK25cm反射で木星を見ていた時に、自分がトータルバランスで非常に高い性能と評価している笠井EF-19mmからこのアイピースに変えた時、それまで意識してなかった衛星の影が針で突いたような点として見える事に気づいた事で、こっちのが良く見えるんじゃね?と色々見てる内に侮れない性能、と言うか優れた性能を発揮する事が分かり、使い倒し用から本格観望用に昇格しました笑
以前SP32mm(これも日本製)も持っていたのですが、アイポイントがシビアに感じて手放したのですが、その辺は慣れである程度克服できる事が分かったので惜しいことをしたなーと悔やんでますw
レンズはコバ塗りされていないようですが、コーティングは(確か7層マルチ)とても優秀と思います。テレビューのプルーセルと見比べてみたいですね。
アイピースのスペックはこちら
以前SP32mm(これも日本製)も持っていたのですが、アイポイントがシビアに感じて手放したのですが、その辺は慣れである程度克服できる事が分かったので惜しいことをしたなーと悔やんでますw
レンズはコバ塗りされていないようですが、コーティングは(確か7層マルチ)とても優秀と思います。テレビューのプルーセルと見比べてみたいですね。
アイピースのスペックはこちら
2015-07-29 00:15
nice!(0)
谷エルフレ25mm [天文>機材>アイピース]
当初笠井10cm対空双眼鏡用のアイピースとして2本購入しましたが、XW20をこの双眼鏡で使う事にした事で用が無くなり一度手放しましたが、短焦点鏡筒との相性が良かった事で笠井のガイドファインダー用のアイピースとして再び入手しました。しかしそのシャープさとヌケの良さからファインダー用のアイピースとして使うには勿体無い感があり、双眼装置用のアイピースとして谷オルソ25mmもありましたが谷エルフレは広角なのでこちらは星雲星団用と使い分けています。
最初に入手した際にテレビューのパンオプティック24mmとも見比べましたが、シャープネスは同等、コントラストはパンオプ、ヌケは谷と言ったところで谷は像が硬い印象で、星が綺麗に見えるのはパンオプの方でした。ただ双眼装置で使うのであればバローで組み合わせる事を考えるとクラシックな設計である谷エルフレが相性が良いと考えています。
アイピースのスペックはこちら
最初に入手した際にテレビューのパンオプティック24mmとも見比べましたが、シャープネスは同等、コントラストはパンオプ、ヌケは谷と言ったところで谷は像が硬い印象で、星が綺麗に見えるのはパンオプの方でした。ただ双眼装置で使うのであればバローで組み合わせる事を考えるとクラシックな設計である谷エルフレが相性が良いと考えています。
アイピースのスペックはこちら
2015-07-24 20:15
nice!(0)
谷オルソ18mm、25mm [天文>機材>アイピース]
国産のアッベオルソと言えば笠井HC-Orが定番的地位を築いていた中で、谷オルソは視野レンズが平面で厳密なアッベオルソとは違う(らしい)部分や、コーティングがシングルコート(アイレンズの内側はマルチコート)だったりと廉価アイピースの位置づけで、ディスコン前はかなり地味な存在でした。
HC-Orは12mmを持っていて18mmも欲しかったのですがディスコンの知らせを聞いて、こりゃ谷オルソもやばいんじゃ?と代替として急遽18mmとHC-Orのラインナップには無かった25mmを双眼用に2本ずつ買い揃えました。
その後ディスコンになって再評価されている趣がありますが、実際のところとてもよく見えます。覗いてまず感じるのはヌケの良さでしょうか。18mmは程よいアイレリーフで覗き易く使い易いアイピースですが25mmはアイレリーフが若干長めで双眼で見るにはコツがいります。アイポイントがシビアでアイポイントから外れた時の像の崩れが大きく、最初は覗き難い印象がありましたが慣れの問題でしょうか。
アイレンズのコーティングがシングルコートのせいなのか外光の入り込みが目立つのがウィークポイントでしょうか。
アイピースのスペックはこちら
HC-Orは12mmを持っていて18mmも欲しかったのですがディスコンの知らせを聞いて、こりゃ谷オルソもやばいんじゃ?と代替として急遽18mmとHC-Orのラインナップには無かった25mmを双眼用に2本ずつ買い揃えました。
その後ディスコンになって再評価されている趣がありますが、実際のところとてもよく見えます。覗いてまず感じるのはヌケの良さでしょうか。18mmは程よいアイレリーフで覗き易く使い易いアイピースですが25mmはアイレリーフが若干長めで双眼で見るにはコツがいります。アイポイントがシビアでアイポイントから外れた時の像の崩れが大きく、最初は覗き難い印象がありましたが慣れの問題でしょうか。
アイレンズのコーティングがシングルコートのせいなのか外光の入り込みが目立つのがウィークポイントでしょうか。
アイピースのスペックはこちら
2015-07-24 20:13
nice!(0)
双眼装置用アイピースの選定 [天文>日記]
双眼装置で使うアイピースを選ぶ場合、バックフォーカスの足りない望遠鏡で合焦させるにはバローレンズを併用する必要がある為、アイピースにはスマイスレンズの含まれていないものがまず基準になります。これによりロングアイレリーフの広角アイピースがほぼ選択肢から外れ、プローセルやアッベオルソなどのクラシックな形式のアイピースから主に選んでいます。加えてアイレリーフは小数点以下四捨五入で10mm以上と言う個人的な制限を加えている為、この条件でいくと最も短焦点のアイピースでも概ね12mm以上のものに限られ、この焦点距離が最高倍率となるように鏡筒に合わせてバローの倍率を変える、と言う使い方をしています。加えて中国製品は除外する方向で選定した結果、以下のような選択となっています。
※()内は①形式 ②レンズ構成 ③アイレリーフ ④見掛け視界 ⑤重さ
・TMBスーパーモノセントリック12mm
(①モノセントリック ②1群3枚 ③10.2mm ④30度 ⑤70g)
・笠井HC-Or12mm
(①アッベオルソ ②2群4枚 ③9.6mm ④42度 ⑤100g)
・笠井AP-12.5mm
(①アストロプラン ②3群5枚 ③10.6mm ④50度 ⑤90g)
・TeleVue PL15mm
(①プルーセル ②2群4枚 ③10mm ④50度 ⑤70g)
・笠井 EWV-16mm
(①改良エルフレ ②3群5枚 ③9.6mm ④85度 ⑤120g)
・TMBスーパーモノセントリック18mm
(①モノセントリック ②1群3枚 ③15.1mm ④30度 ⑤80g)
・谷Or18mm
(①アッベオルソ ②2群4枚 ③14.4mm ④44度 ⑤75g)
・Meade SP20mm
(①プルーセル ②2群4枚 ③14mm ④52度 ⑤110g)
・谷Or25mm
(①アッベオルソ ②2群4枚 ③20mm ④45度 ⑤90g)
・谷Er25mm
(①エルフレ ②3群5枚 ③21mm ④62度 ⑤130g)
・TeleVue PL32mm
(①プルーセル ②2群4枚 ③22mm ④50度 ⑤180g)
同じ焦点距離のものが何本かありますが、バローとの相性で良し悪しが変わるため、同じ焦点距離でも設計の違うアイピースを揃えて使い分けています。あと双眼装置で使う上で重要なのが重量。アイピースは軽い方が良いのですが、その点でもクラシックなアイピースは優位性があります。個人的には一本200g以内で。
クラシック設計のアイピースは比較的アイポイントがシビアで、あまり覗き易い方とは言えないのですが、軽さ、像質とのトレードオフ、と言うか覗いている内に慣れました笑
※()内は①形式 ②レンズ構成 ③アイレリーフ ④見掛け視界 ⑤重さ
・TMBスーパーモノセントリック12mm
(①モノセントリック ②1群3枚 ③10.2mm ④30度 ⑤70g)
・笠井HC-Or12mm
(①アッベオルソ ②2群4枚 ③9.6mm ④42度 ⑤100g)
・笠井AP-12.5mm
(①アストロプラン ②3群5枚 ③10.6mm ④50度 ⑤90g)
・TeleVue PL15mm
(①プルーセル ②2群4枚 ③10mm ④50度 ⑤70g)
・笠井 EWV-16mm
(①改良エルフレ ②3群5枚 ③9.6mm ④85度 ⑤120g)
・TMBスーパーモノセントリック18mm
(①モノセントリック ②1群3枚 ③15.1mm ④30度 ⑤80g)
・谷Or18mm
(①アッベオルソ ②2群4枚 ③14.4mm ④44度 ⑤75g)
・Meade SP20mm
(①プルーセル ②2群4枚 ③14mm ④52度 ⑤110g)
・谷Or25mm
(①アッベオルソ ②2群4枚 ③20mm ④45度 ⑤90g)
・谷Er25mm
(①エルフレ ②3群5枚 ③21mm ④62度 ⑤130g)
・TeleVue PL32mm
(①プルーセル ②2群4枚 ③22mm ④50度 ⑤180g)
同じ焦点距離のものが何本かありますが、バローとの相性で良し悪しが変わるため、同じ焦点距離でも設計の違うアイピースを揃えて使い分けています。あと双眼装置で使う上で重要なのが重量。アイピースは軽い方が良いのですが、その点でもクラシックなアイピースは優位性があります。個人的には一本200g以内で。
クラシック設計のアイピースは比較的アイポイントがシビアで、あまり覗き易い方とは言えないのですが、軽さ、像質とのトレードオフ、と言うか覗いている内に慣れました笑
2015-07-23 19:49
nice!(0)
PENTAX XW [天文>機材>アイピース]
PENTAXの定番高性能アイピースのXWシリーズ。
ラインナップは順次縮小されて以前のXW30、XW40に続いてXW3.5、XW5がディスコンになるとの噂。XW5、XW7、XW10、XW20、XW40を持っていましたが、急遽XW3.5も無くなる前にとゲットしました。アイピースに求められる各性能が高次元にバランスされたアイピースで、他のアイピースの性能を確かめる上でリファレンスとなるアイピースです。
欠点と言うほどのものはないですが、アイレンズが大きいのが逆に災いして、特に短焦点で射出瞳の位置が分かり難くて慣れていないとどこから覗いていいのか迷う場合があります。アイカップが伸縮できるので適切な位置にセットすれば見易くなりますが、人によっては覗き難いと感じる方もいるかも知れません。
うちの環境で高倍率での観望は双眼装置+バロー+中長焦点クラシックアイピースの組み合わせが殆どの為、XWの短焦点は実はそれ程出番は無かったりします。比較的出番の多いXW40は最低倍率用でこれを基準に鏡筒をF6以上のものを選んでいます。またXW20はAPM10cm対空双眼鏡用の低倍率用としてベストマッチなアイピースでこれのみ2本あります。XWシリーズ全体の印象はとにかく視野がフラットでシャープ、対物の性能を最大限に引き出せる万能アイピースと言ったところでしょうか。
アイピースのスペックはこちら
ラインナップは順次縮小されて以前のXW30、XW40に続いてXW3.5、XW5がディスコンになるとの噂。XW5、XW7、XW10、XW20、XW40を持っていましたが、急遽XW3.5も無くなる前にとゲットしました。アイピースに求められる各性能が高次元にバランスされたアイピースで、他のアイピースの性能を確かめる上でリファレンスとなるアイピースです。
欠点と言うほどのものはないですが、アイレンズが大きいのが逆に災いして、特に短焦点で射出瞳の位置が分かり難くて慣れていないとどこから覗いていいのか迷う場合があります。アイカップが伸縮できるので適切な位置にセットすれば見易くなりますが、人によっては覗き難いと感じる方もいるかも知れません。
うちの環境で高倍率での観望は双眼装置+バロー+中長焦点クラシックアイピースの組み合わせが殆どの為、XWの短焦点は実はそれ程出番は無かったりします。比較的出番の多いXW40は最低倍率用でこれを基準に鏡筒をF6以上のものを選んでいます。またXW20はAPM10cm対空双眼鏡用の低倍率用としてベストマッチなアイピースでこれのみ2本あります。XWシリーズ全体の印象はとにかく視野がフラットでシャープ、対物の性能を最大限に引き出せる万能アイピースと言ったところでしょうか。
アイピースのスペックはこちら
2015-07-23 14:03
nice!(0)
TeleVue Nagler Zoom 2-4mm [天文>機材>アイピース]
最大が焦点距離が2mmと言う超高倍率を掛けられるので、短焦点の鏡筒で高倍率が欲しい時や二重星の観望や光学系のチェックなどにも重宝します。
0.5mm間隔でクリックストップが付いており、ズームでピント位置がずれないなど使い易さに気を配られているのも好印象です。
3-6mmの方が売れているのかこの2-4mmはディスコンとの事で大事にしようと思いますw
アイピースのスペックはこちら
0.5mm間隔でクリックストップが付いており、ズームでピント位置がずれないなど使い易さに気を配られているのも好印象です。
3-6mmの方が売れているのかこの2-4mmはディスコンとの事で大事にしようと思いますw
アイピースのスペックはこちら
2015-07-23 10:02
nice!(0)