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過去に所有したアイピース その4 [天文>機材>アイピース]

・TeleVue Nagler Type4 22mm

双眼視可能な鏡胴径で最も長焦点のナグラーと言う点でEMSユーザーからの支持も厚いアイピースです。単眼で用いても月並みですが星が綺麗に見えるアイピースと言う印象で、XW20と比べるとXW程フラットではありませんが、深み、階調の豊かさと言った部分でこちらに分があると思いました。

ナグラーのType4にはインスタアジャスタ機構なる見口がスライドする機構が備わっているのですが、XWの様なツイストアップ式ではなく、力で縦に段階的に伸縮させる(2mm間隔で7段階)タイプなので、キャップを着脱するときなどに予期せずガガガガっと見口全体がスライドするのが個人的にはあまり好きではありませんでした。

割とコンパクトな外見と裏腹に持つとかなりずっしりと重たく感じます。アイレンズは十分に大きくて覗き易く、アイレリーフ19mmとナグラーシリーズ最長で(ナグラー31mmでも19mm)、それでも慣れないと目位置が少しシビアに感じることもあるかも知れませんが、この対策として瞳ガイドプレートなるオプションが商品に付属していました。

eyep-nagler22.jpg



・TeleVue Panoptic 24mm

ナグラー22mmは星が綺麗に見えると書きましたが、その点パンオプ24mmはそれ以上かも知れません。谷エルフレ25mmと見比べした際、谷エルフレを見た後でパンオプを見ると星々がゴージャスに見え、階調豊かで表現力にかなりの差を感じました。 31.7mm径とナグラー22mmより実視界はやや狭くなりますが大きく変わりなく、軽さやコストの面からこちらを選択する事も十分アリだと思います。イーソス17mmを手に入れてナグラー22mmを手放しましたが、パンオプ24mmは買い戻したい魅力があります。

eyep-panoptic24.jpg



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