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AOK ビクセン互換リング [天文>機材>アクセサリー]

手持ちのGP2赤道儀をHAL-70三脚に取り付けたい場合、赤道儀と三脚の接合部分の径が前者がφ45mm(SX規格)、後者がφ60mm(旧GP規格)と異なっていたのでビクセン純正の『GP45→60AD』を手に入れておこうとしたものの何と既に生産終了、在庫払底となっており、サードパーティで同様の製品がないかと探して見つけたのがこのAOKのアダプターリングでした。

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ビクセン純正のアダプターは赤道儀に取り付けて、三脚に赤道儀を載せて、外した時にこのリングだけ三脚に取り残されて且つ中々外れないと言った問題があった噂を聞いた事がありましたが、このAOKのアダプターは厚みが12mm程度と純正より薄く出来ているので、仮にリングのみ三脚に取り残されても指を引っ掛けて外すのが容易と言う利点があります。

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このリングが三脚に食い込んで外れなくなる問題があったせいかは分かりませんが、GP2赤道儀の接合部分の径をφ60mmからφ45mmに変更したのは完全にメーカーの都合ですし、新旧で互換性を保つ為にもこの手のアダプターは継続販売すべきと思いますが、早々に生産終了し、旧製品のユーザーを切り捨てるビクセンの対応には疑問を感じざるを得ません。

個人的にはGP系の赤道儀は無くてはならない存在なので、この先も使い続けられるのか一抹の不安を感じさせる出来事でした。