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ビクセン SX鏡筒バンド125mm+キャリーハンドル [天文>機材>アクセサリー]

TSA-120用の鏡筒バンドとしてこれまで三基の超軽量バンドを使用していましたが、軽さに関しては間違いなくNo.1の鏡筒バンドでしたがその軽さの代償として、バンド幅が相当細く鏡筒との接触面積が小さいのでバンドの締め付け力をかなり強くしなければならないのが気になっていた部分で、事実バンドに内張りされているフェルトがずれ出してきていたのでこのまま使い続ける事に不安が生じ、もうちょっと締め付けに余裕がある(太い)バンドがいいかなと思い、このビクセンのバンドに取り替える事にしました。

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このビクセンのバンドは当初TSAに適合する純正以外のバンドを物色している時に早い段階で候補としていたものの、接眼部を外さなければバンドを着脱できない部分が最大のネックで見送っていましたが、ここに来てそれなりに軽くて安価な部分、またALTER-7を使っていてキャリーハンドルが鏡筒に装備されているだけで使い勝手が大きく変わる事を強く実感していたので、このバンドには純正のキャリーハンドルが付けられる部分が改めての決め手となりました。

因みにバンドの重量は2つで実測約448g、キャリーハンドルは約202g、アタッチメントプレート(アリガタ)の重量も約202gとなっています。合計で約850gと、三基のバンドとアリガタ(約375g)と比べれば結構な重量増になりますね。

そのような訳でTSAの接眼部を外さなくてはならないのですが、接眼部が回転しないように小さなイモネジで接眼部と鏡筒本体が固定されていてそのままでは外せません。

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このイモネジを緩めるのにどんな工具を使えば良いか当初分からなかったのですが、0.89mmの六角レンチで外せる事が分かりました。一般家庭用のセット工具には含まれていない細さですので別途取り寄せる事に。

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あっさり外れましたがこうした完成品に極力手を加えたくない個人的には正直あまりやりたくない作業です。

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特に問題なく取り付け完了、やはりキャリーハンドルが使えると便利ですね。上下分割式のバンドと違い一箇所のノブ付きのネジでバンドを緩められるので、前後バランスを変えたい時に手間が少なくて済むのもこのバンドの大きな利点かと思います。タカハシ純正のバンドがとにかく重くてごついですので、軽くて安く済ませたい、とお考えの方には、接眼部を取り外すのに抵抗が無ければ普通に適合しますので検討する価値はあるかと思います。