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SXG-HAL130三脚用自作アクセサリートレイ [天文>機材>アクセサリー]

観望中にアイピースをとっかえひっかえしたり、双眼装置や双眼鏡、星図などを一時的に置ける場所として三脚の下の空間を有効に使えないかと考え、できるだけ大きなアクセサリートレイが置ければとホームセンターで探して見つけたこのプラスチックの器がぎりぎりぴったりでした(直径約37cm)。

これの固定方法に当初悩みましたがSXG-HAL130三脚には開き止め中心に、方位調整の突起を収納する為のネジ穴が切ってあるので、トレイの中心に穴を開けて中央をここでネジ止めすればシンプルイズベストの結論に達して、ネジが金属だと置いたアクセサリーを傷つける恐れがあるので樹脂製の蝶ネジを使う事にしました。

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これにより観望中のアクセサリーの交換に生じる手間が劇的に軽減されました。たくさん物が置けてとても便利です。

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過去に所有したアイピース その5 [天文>機材>アイピース]

・INTES-MICRO ST-12mm

モノセントリックと言えばTMBのスーパーモノセントリックが有名でしたが、高価な価格で当時はディスコンだった(後に再販されましたが)事もあり、一方こちらのモノセントリックも在庫限りと言う状況だったのでどんなものかと思い慌てて手に入れました。

まず感じたのが視野の狭さでこれを見るとTMBモノセンすら相当広く感じます。次に驚いたのがアイピース単体で中空に向けて覗くとレンズが曇っているように見え、これでまともに見えるのか正直不安になりました。おまけに視野環がガタガタでロシア製のアイピースはSWV-24mmを所有していたのである程度の造りの悪さは想像していましたが、ある意味想像通りでした笑

これが望遠鏡を通すと普通に良く見えるのが逆に驚きで、HC-Or12mmとの比較ではシャープネスでは甲乙付け難く、コントラストはSTが上、ヌケはHC-Orが上と言う印象でした。このアイピースは中心から点対称にゴーストが出るのは有名で、実際惑星を見る場合には対象を中心からずらして見る形になります。しかしこの非常に狭い視野の中においても像面湾曲が顕著に見受けられ、あまり中心から対象が離れすぎても像が劣化してしまうのでその点では扱いは難しく、モータードライブによる自動追尾は必須です。

ゴーストは慣れれば気にならなくなる部分もありますが、HC-Orとの比較で明確なアドバンテージが無かったので手放しましたが、アイピースの個性と言う点においては並ぶものは無い位の存在だったかも知れませんw

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アイピースのスペックはこちら
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