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ミニボーグ45ED-BINO その3 [天文>機材>望遠鏡]

ミニボーグ60ED-BINOは最小目幅が68mmである事が難点とこれまでも何度か言及してきましたが、これを解消する手段として対物レンズを45EDに戻す事で65mmまで縮める事はできたもののまだ不十分に感じ、更なる目幅短縮の方法を模索していました。

色々考えた結果このビノの対物を45EDにした場合、目幅短縮のネックとなっていたのが2インチ正立プリズムのアイピース当たり面部分で、ここの外径が65mmとなっていたところを左右それぞれ周囲を1mm削り、外径を63mmとする事で目幅を短縮させる事にしました。この切削加工は遊馬製作所に依頼、完璧な加工で帰ってきました。

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この加工により今度は対物側に存在するヘリコイド部分が干渉するようになり、この部分の最小幅が63.5mmありますので、これが改造後のこのビノの最小目幅となりました。

このビノを作った最大の目的はイーソス17mmを使った見掛け視界100度による双眼視を実現させる事で、イーソス自身の太さが62.5mmありますので、63.5mmまで目幅が縮められればEMSを使用しないビノとしてはまずまず満足と言ったところです。

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加工後の部品を実際に組み上げてみて、隣り合うイーソスが接触するぎりぎりまで目幅を寄せられるようになり、加工前とは1、2mmの差ですが、これでより多くの人が覗けるビノになったと思います。

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今回改造により60EDは自分用、45EDは多くの人に見せる用とより役割が明確になり、2インチ双眼、100度双眼視がお手軽に体験できる機材として今後も活躍させてあげたいところです。

ビクセン Comet Book(スマホアプリ) [天文>書籍・ソフトウェア]

ビクセンの無料星空アプリ、彗星情報アプリです。画面モードは星図表示モード、宇宙視点モードの大きく二つあり、この内宇宙視点モードは太陽中心モードと彗星中心モードで切り替えが可能です。

星図表示モードは下部のスライダーで日付時間を変更して星図上の彗星の移動の様子を確認できます。星図は勿論拡大縮小移動表示が可能です。

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一方宇宙視点モードは3D表示で各天体(惑星彗星)の位置関係を確認でき、時間移動させる事で何時どの程度彗星が地球に近づくのか極めて直感的に把握できるのがこのアプリ最大の利点、魅力では無いでしょうか。これを頭に入れておくと実際の星空で彗星を見た時も印象も変わってきます。

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操作が極めてシンプルで分かり易いのも良いと思います。ビクセンの天文アプリはMars Bookも使っていましたが機能が豊富な故に何をどう使えばよいのか迷うところもありましたが、こちらはより機能もシンプルで洗練されている印象を受けます。

個人的な要望としては表示できる彗星が自分の環境では2つからしか選べず、恐らく現在見える彗星が自動でチョイスされているのではと思いますが、過去歴代の彗星のデータを任意にスマホに取り込めるようにできればより楽しめるアプリになるのではと思いました。また実際の星空で大体の彗星の位置を知る為に星図表示モードでデバイス追従モード(スマホの向きに合わせて星図が移動する)が欲しいと思いましたが(android版での使用です)、無料としては本当に良くできたアプリと思います。アプリ容量も数MBで動作も軽く、スマホの負担になりません。

今近づいている彗星が何時見頃なのかを把握しておきたい場合にはかなりオススメできるアプリです。ウィルタネン彗星の接近状況を知りたいと試しに入れてみましたが予想以上に役に立ったので急いで記事にしました。