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スコープタウン Or9mm(PLタイプ) [天文>機材>アイピース]

ブランカ70EDTで高倍率観望したい場合、従来双眼装置で最高倍率用として使っていた焦点距離12mmのアイピースでは倍率が稼げないのでアイレリーフが10mm以下のアイピースは使わないとしていた個人的な方針を曲げて、この鏡筒限定で使うのでなるべく安い(且つ性能が良い)クラシックアイピースが欲しかった事で再びここの製品にお世話になる事になりました。

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このアイピースを使う事でブランカでも200倍超を何とか出せるようになり、口径が小さいのでこの倍率だと若干暗いですが木星などを見ても破綻せずよく見えます。ただ久々にアイレリーフ10mm以下のアイピースを覗きましたが個人的には(このアイピースのアイレリーフの)7mmはやっぱり短いと感じます。

同社のOr14mmはプローセルにしては異例のアイレンズの大きさと見掛け視界の広さが特徴的でしたがこちらの9mmは特にスペック的にユニークな部分はありません。覗き比べたところ見掛け視界は同社のKe25mmと同等で公称通り(45度)かと思います。

アイピースのスペックはこちら

Kenko PRO ND16 (W)(減光フィルター) [天文>機材>フィルター]

防振双眼鏡12x36ISEuroEMCの太陽フィルター(フィルムはバーダーアストロソーラー)を取り付けて観望した時、数分眺めていると目に残像が残り、少し光が強すぎると感じた為、更に減光させる手段を検討する事にしました。

太陽フィルターの取り付け方法を改めて観察して、太陽フィルターと対物フードの間に光学フィルターを単に挟み込めば簡単に取り付きそうだったので当減光フィルターを取り寄せて見ました。

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フィルター径は49mmにしましたが、12x36ISのフード径とのマッチングは上々です。

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これにより太陽を見ての明るさは丁度良く減光され、多少長く観望しても目に残像が残る事はほぼ無くなりました。とは言え相手が太陽ですのであまり長時間観続けるのはオススメできません。

実は同社のND8減光フィルターとも見比べたのですが眼視で見比べた感じでは今回のND16と減光具合はそれ程変わりがありませんでした。それでも若干は暗いのでより目に優しいND16の方を採用しこれで逆に暗すぎる事もありません。

これらフィルターは写真用で眼視用に使うものではありませんが、この前段に単体で安全性が保証されているバーダーアストロソーラーフィルターが遮っていますので使い方としては何ら問題ないだろう、と思っています。当然ですがNDフィルターだけで太陽を見てはいけません。

NDフィルター使わないと改めてバーダーアストロソーラーだけではかなり眩しく感じ、アストロソーラーも当然眼視用ですが、これだけで本当に大丈夫なのかな?と少し疑問に思わなくもありません。