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世界の現地時間取得ツール Ver1.0 [天文>Webツール]



地図上をクリックするとカーソル(赤い縦線)が移動し、その地域の経度、日本からの時差、現地時間が下記に表示されます。

 [ 日本時間(JST)  : -  ]


◆経度  : 東経135度
◆日本からの時差  : 0時間
◆現地時間  : -



自分は海外から機材を入手する事も少なくない為、ふと相手国の現地時間を知りたいと思った時に計算せずに知る事が出来るようなツールを作ってみました。

※注意事項
・時差は1時間刻みの表示です。
・各国のサマータイムなどは考慮していません。
・PCでの使用を前提としています。モバイル環境では上手く動作しない可能性があります。
・ソースコードの二次使用はご遠慮ください。

※変更履歴
Ver1.0:公開

メシエ天体クイズ Ver1.1 [天文>Webツール]



<<メシエ天体クイズ>>
メシエ天体に関する問題を出題します。
正しいと思う回答を選択肢から選んでください。

◆設問内容
カタログ番号 
星座
明るさ
大きさ
距離
名称
種類

◆出題数


◆選択肢数
 
開始するには下のSTARTボタンを押下して下さい。





《制作の経緯と出典》

自分的に天体の情報を知識として持っておく事は、天体観望をより楽しめる事に繋がると考えているにも関わらず、せめてメシエ天体だけでもと思っても中々覚える事が出来なかったので、書籍やネット(もしくは実観望)などでインプットした知識が記憶に定着しているかをテストする環境が欲しいと思い、作ってみたのがこのツールです。

但しこのクイズの設問となっている天体の明るさ、大きさ、距離に関してはデータの出典元、測定基準によってまちまちであり(大きくは違わないと思いますが)厳密な答えではありませんので、凡その天体間の相対的な違いの目安とお考え下さい。これらの3つの設問に対する軽微な回答ミスは余り気にする必要は無いと思います。

今回データの出典は自分で購入したアストロアーツのステラナビゲータ10からとなっています。これは事前にアストロアーツさまに相談させて頂き、何処で何をしたいかをお伝えして、非営利での使用と言う事でデータ使用の許可を頂く事ができました。これは内容によっては許可されない場合もあり、今回用いたデータも二次使用は禁じられていますのでご承知おきください。この他にもステラナビゲータには個々の天体の文章解説など盛り沢山の内容ですので詳しくは是非買って確認しましょう(ダイマ)。

《成績を上げる為に》

全てを一度に覚えるのは大変ですので、覚え易いところから手を付けていくといいでしょう。まずは天体の「種類」を覚えるのが良いと思います。どの様な種類が存在するかはアストロアーツのHP内の『メシエ天体の種類と特徴』がとても参考になります。ここで散光星雲/惑星状星雲/銀河/散開星団/球状星団/超新星残骸と言った天体の種類について覚えましょう。

次にどのメシエ天体がどの種類の天体に当てはまるのかは同じくアストロアーツのHP内の『メシエ天体の分類』ページに分かり易くまとめられています。ここで種類が分かってくると距離、大きさ、等級の大体の目安が見えてきます。

「距離」に関しては近い順に、

・散開星団:数百~数千光年(3~4桁光年)のオーダー
・散光星雲:数千光年(4桁光年)のオーダー
・球状星団:数万光年(5桁光年)のオーダー
・銀河:数百万~数千万光年(7~8桁光年)のオーダー

となっています。散開星団は星団を構成する個々の星々が見える位ですから距離は近く、散光星雲のようなガスが直接見える事も比較的近い(数百~数千光年)事を示しています。一方球状星団は個々の星を判別する事はより難しくなり星の集団でありながら星雲状にも見える事からこれらよりはずっと遠く、銀河系の周辺に分布している天体と考えれば数万光年と言うスケール感がイメージ出来るかも知れません。銀河はもう我が銀河系の外の存在ですので桁違いに遠くなり数千万光年のオーダーとなる事もイメージし易いかと思います。

「明るさ」に関しては、

・散開星団:3~7等
・球状星団:6~9等
・散光星雲:6~9等
・銀河:8~10等

オリオン大星雲(M42)やアンドロメダ銀河(M31)の様な例外もありますが、概ねこの様な範囲だと思います。光害地でも比較的見えるのは散開星団、もしくは球状星団で散光星雲は厳しく、銀河はまず見えないと言った経験則から考えればこの順番も覚え易いかと思います。

「大きさ」に関しては、

・散開星団>散光星雲>銀河>=球状星団

と言ったところでしょうか。散開星団は近いのでやはり他の天体より大きい一方、散光星雲や銀河も暗い割には面積体で大きいものも少なくありません。球状星団は最大でもここでは17分(M22)で概ね10分以下と考えれば絞り込みし易いかも知れません。

種類の次に覚えるべきは「所属星座」かと思います。これはアストロアーツのHP内の『メシエ天体の所属星座別の分類』ページに分かり易くまとめられています。個人的にはMナンバーと星座(種類も)の関連を覚えるには実際にフィールドで導入、観望するのが一番だと思いますが、これらを覚えれば、カタログ番号(NGCナンバーなど)も類推し易くなり、例えばおとめ、かみのけ座の銀河であればNGC4000番台が多く、しし座は3000番台、いて、さそり座の天体は6000番台と言った具合に大まかな関連付けも出来るようになってきます。

個々のメシエ天体のより詳しい情報を参照するにはアストロアーツのHP内の『メシエ天体インデックス』が役立ちます。このページには各メシエ天体の星図や写真も掲載されていますので、位置や形状のイメージを頭に入れるのも有効かと思います。もしこのクイズをする時は同時にこのページを開いておいて答え合わせしていくのも良いかも知れません。

この様に書いている本人ですらまだまだ覚え切れていませんが、検定などにも役立つ部分もあるかも知れませんので、お役立ていただければ幸いです。

※注意事項
PCでの使用を前提としています。モバイル環境では上手く動作しない可能性があります。
・ソースコードの二次使用はご遠慮ください。

※変更履歴
Ver1.1:正答率(%)の表示を追加
Ver1.0:公開


恒星の仮想等級、及び2つの恒星の明るさの比の算出ツール Ver1.0 [天文>Webツール]


【 恒星の仮想距離における明るさの算出 】

実視等級: 距離:光年
仮想距離:光年

【仮想等級】: -
【絶対等級】: -



これは恒星までの距離を任意に変更した場合に、見た目の明るさがどのように変化するかを計算するツールです。絶対等級も併せて求めています。

使い方としては、例えばリゲルがシリウスの距離にあった場合にどの位の明るさになるかを知りたい場合、リゲルの明るさ(0.28等)と距離(860光年)をそれぞれ入力し、シリウスの距離(8.58光年)を仮想距離として入力する事で、仮想距離における明るさを仮想等級として算出する事ができます。この場合-9.73等となり、シリウスの-1.44等よりも相当明るくなる事が分かります。

【 2つの恒星の明るさの比の算出 】

《恒星A》
実視等級: 距離:光年
《恒星B》
実視等級: 距離:光年

【Aの絶対等級】: -
【Bの絶対等級】: -
AはBの: -倍の明るさ



これは任意の明るさ、距離を持つ2つの恒星AとBの本来の明るさがどの程度違うのかを算出するツールです。それぞれの恒星の絶対等級も併せて算出します。

使い方としては、例えばデネブとベガはそれぞれ1.33等と0.02等でベガの方が明るいですが、距離はそれぞれ1400光年と25光年とデネブの方が相当遠く、もしこの二つの恒星を並べた場合どちらが何倍明るいかをそれぞれの値を入力する事で算出できます。この場合約938倍デネブがベガより明るい星である事が分かります。

※注意事項
PCでの使用を前提としています。モバイル環境では上手く動作しない可能性があります。
・ソースコードの二次使用はご遠慮ください。

※変更履歴
Ver1.0:公開



参考までに上記二つのツールの算出式を以下に示します。

参考にしたのは『物理のメモノート(https://physmemo.shakunage.net/)』HPより、天体の見かけの等級と絶対等級の項で紹介される、ポグソンの式、

m1 - m2 = -2.5log(F1/F2) ・・・①

星1の等級をm1、明るさ (フラックス)をF1、星2の等級をm2、明るさ (フラックス)をF2とした場合の上記の関係式を用い、また二つの星の明るさの比は距離の比の二乗の逆数、例えば距離が100倍大きい(遠い)と明るさが1/10000となる事から、

F1/F2 = (r2/r1)2 ・・・②

の式が成り立ち、①と②から、

m1 = m2 -5log(r2/r1) ・・・③

と求まります。このm1が仮想等級、m2が実視等級、r1は仮想距離、r2は実距離として求めています。

二番目のツールの二つの恒星の明るさの比の出し方は、まず③の式からr1=32.61564光年(=10パーセク)する事でそれぞれ絶対等級を求め、これをma1、ma2とすると、①の式にこれらを代入し、

F1/F2 = 10-(ma1-ma2)/2.5

として絶対等級から明るさ(フラックス)の比を求めています。

1000m視界→見掛け視界算出ツール Ver1.2 [天文>Webツール]


【 1000m/yds視界→見掛け視界(°)変換 】

単位選択: メートル(m) フィート/ヤード(ft/yds)

1000m視界: 倍率:

【見掛け視界】: -
【実視界】: -



【 実視界(°)→1000m/yds視界変換 】

実視界:

【1000m視界】: -
【1000yds視界】: -ft



双眼鏡の見掛け視界を知ろうとした時に見掛け視界の表記が無く、代わりに1000m視界が表記されている事がありますが、これでは見掛け視界が分かり難いので算出するツールを作ってみました。おまけで実視界から1000m視界を算出するツールも作りました。

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Ver1.2:1000ヤード視界での計算、フィートでの入力に対応
Ver1.0:公開

アイピース運用シミュレータ Ver2.0 [天文>Webツール]



【鏡筒データ入力】
メーカー:  製品名:
口径:D=mm  焦点距離:f=mm

【アイピースデータ入力】
アイピース番号を選択してください。
メーカー:  型式名:
焦点距離:mm  見掛け視界:度 

【バローレンズ倍率入力】 倍率:



≪鏡筒データ≫
【製品名】: - 
【口径】: - 【集光力】: -
【焦点距離】: - 【分解能】: -
【口径比】: - 【極限等級】: -

≪アイピースデータ≫
No
メーカー / 製品名
焦点距離
見掛け視界
倍率
実視界
射出瞳径
1
-
-
-
-
-
-
2
-
-
-
-
-
-
3
-
-
-
-
-
-
4
-
-
-
-
-
-
5
-
-
-
-
-
-
6
-
-
-
-
-
-
7
-
-
-
-
-
-
8
-
-
-
-
-
-
9
-
-
-
-
-
-
10
-
-
-
-
-
-
11
-
-
-
-
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-
12
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-
-
-
-
-
13
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14
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15
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-
-
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-
-



望遠鏡の口径と焦点距離、アイピースの焦点距離と見掛け視界を入力する事で、得られる倍率、実視界、射出瞳径などを算出します。15種類のアイピースの計算結果を表示可能です。

・【計算】ボタン → 入力されたデータから各表示項目を算出します。
・【1ラインクリア】ボタン → 最大15個の算出結果の内一つの結果を消去します。
・【全クリア】ボタン → 全ての算出結果、入力値も含め初期化します。
・【(数字)】ボタン → 各項目の数値をボタン上の数値の分だけ増減させます。

※注意事項
PCでの使用を前提としています。モバイル環境では上手く動作しない可能性があります。
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Ver2.0:入力値をキーボードを使わずマウスで数値を増減する事で指定できるようにしました。
Ver1.0:公開
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