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2019年1月6日部分日食 [天文>日記]

この時期は道東は晴れている事が多いですので、欠け始めから終わるまで観察する事ができました。機材的には3年前と違い、今回はHα太陽望遠鏡がありますのでこれで日食を観望する事を楽しみにしていました。

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撮影は当初予定していませんでしたが、最近スマホのカメラで露出や感度をマニュアルで変更する手段を知ったので試しに撮ってみましたが、記念写真程度には撮る事ができました。とは言え手持ちスマホでの撮影にそれなりに悪戦苦闘していたのでこの写真が撮られた正確な時間は記録していませんでしたが、他に日食を撮影された方の写真から推察して、運良く最大食に近い時間の様子が撮れたのではないかと思っています。

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眼視ではプロミネンスやプラージュが月に隠されていく様子が見られて、この望遠鏡ならではの景色が見られたと満足しています。

とは言え毎度の事ながらHαでの太陽観望は調整が難しく、また双眼装置での観望はアイポイントがシビアでストレスが溜まります。その点では12x36ISソーラーフィルターを付けた観望はお手軽でよく見えますので、望遠鏡用のソーラーフィルターもあるのですが、わざわざ引っ張り出す気にはなれませんでした。

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今年12月にも部分日食がありますので、今度は多人数で見られたらいいなあと期待しています。

2018年11月10日士幌高原ヌプカの里星空観察会 [天文>日記]

自分は今まで星見はソロ活動オンリーで他人の機材を直接見る機会も無ければ、直接会って星の話をする事など一切無かったのですが、今年自宅から比較的近距離の士幌高原で観望会が開催された事がきっかけで、これに参加する事で念願叶う事となりました。今回はその4回目の参加で天候は雲一つ無しの絶好のコンディションでした。

ここは標高600m程度の高台にあり、南側の視界が開けていて地平線まで見えますが、遠くにある士幌や帯広と言った市街地まで見渡せるポジションなので高度20~30度位までは光害の影響を受けています。逆に北側は大雪山方面の山々が連なっており人気が無く相当に暗いです。因みにSQMの測定では21.3超を記録していましたので十分な空の暗さではないでしょうか。

ここでの観望会は主催者側の計らいで天体観測ドームが備え付けのロッジヌプカと呼ばれる建物のそばに望遠鏡を設置できるので、北側から吹き付ける強風から機材を守る事ができます。観望時に寒ければ建物の中で暖をとる事もできますし、トイレもあり、別料金が掛かりますが宿泊も可能で、安全を確保しつつ暗い場所で、広い空をじっくり観望したい場合(流星群観察など)にはここの観望会は絶好の条件と言えるかも知れません。

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この日の観望は自分は21時過ぎに到着しましたが、その時見掛けた人数が数人でしたので、逆に少ない人数なら・・・と自分の機材を出す事にしました。持ってきたのはAPM10cm対空双眼鏡で自称散開星団キラーの異名(?)を持つ散開星団の多い冬場には頼りになる機材です。勿論人前に自分の機材を出すのは初めてでした。自分が機材を設置したところで建物の中にいらっしゃった他の参加者の方も姿を見せ、全員で10人弱の人数だったでしょうか。

この対空双眼鏡にいつものようにXW20を付けて(倍率27.5倍、実視界2.55度)ペルセウス二重星団、アンドロメダ、M36、37、38、オリオン大星雲、M41、46、47辺りを観てもらいましたが、観て喜ばれるとこちらも嬉しい気分になりますね。ただ双眼鏡を人に見てもらう場合は目幅調整が逐次必要となるので多人数で見るにはあまり向かない機材かも知れないと思いました。今回程度の人数であれば問題ありませんでしたが、やはり双眼観望派の自分としては双眼観望の良さを体験して欲しい気持ちもあるので悩ましいところです。

途中建物のドームに備え付けのペンタ150EDで天王星を見せてもらいましたがこれは凄かったです。自分の25cmニュートンより遥かに良く見えた印象で、300倍強の倍率でもシャープで明るく立体感があり、条件が良ければ自分の目でも衛星まで見えそうな手応えを感じました。星雲銀河を観るならば大口径ドブには叶わないでしょうが、こと惑星観望においてはやはり最強クラスの鏡筒ではないでしょうか。

他の参加者の方でも機材を出している方がいらっしゃいました。自分以外の星見機材を見るのも前回の観望会が初めてでしたので機材好きの自分としてはやはり吸い寄せられてしまいます笑 ただ観望会慣れしていないので写真を撮られている方がいる場合、ヘッドライトをどの程度使って良いのか加減が分からず、機材を見たくて赤ランプ点けたまま近づいて、撮影の気配に気づいて慌てて消したりを何度も繰り返していたのはまずかったかも知れません汗;

また天体導入に関しては自分的に星図を見ながらの手動導入に拘りがあったのですが、前回今回と他の参加者の方々が自動導入機でスイスイ天体導入されているのを目の当たりにすると今更ながら自分の導入がえらい非効率に思えてきました笑 最近はAZ-GTiなど手頃で高機能な架台も出てきて話題ですのでその内手を出してしまいそうです。

こうした観望会は普段味わえない暗い空で星を見る事ができたり、他の人の機材を見せてもらったりできる楽しみも大きいですが、やはり同好の士の方と話が出来る事が一番楽しい事かも知れません。昨今のSNSなどを通じて全国の方とお話が出来るのも素敵な事ですが、こうした生の交流はネット上とは違う格別の楽しさがあり、今後も機会があれば積極的に参加したいところです。

ケンコークローズアップレンズをミニボーグBINOの対物に使ってみた [天文>日記]

ミニボーグ60ED-BINOは我が家で唯一2インチアイピース双眼が可能で重宝していますが、欠点があるとすれば最小目幅が68mmと広い点で、自分で使う分には問題ありませんが、他の人に見てもらいたい時にこれでは双眼で見られない人が多いと思いますので少しでも狭くできないか考えていました。

目幅を狭くするには対物レンズを45EDに戻す手段が手っ取り早いのですが、口径がファインダーBINOを下回るのでもう少し口径が欲しく、かと言ってミニボーグ50や55FLでは焦点距離が短すぎでXL40を使った時に有効最低倍率を下回ってしまい、既にディスコンとなっている50EDや50FLは逆に焦点距離が長くて実視界が稼げないので、丁度良い(口径5cm、F6前後)の対物をボーグで出してくれないかなと淡い期待を抱きつつ、放置案件となっていました。

ある日いつものようにネットを眺めているとミニボーグの対物をケンコーのクローズアップレンズに換装して撮影を楽しまれている方の記事を発見し、これ眼視でも使えないかな?と思い調べてみると、フィルター径60mm前後でNo.3であれば焦点距離は凡そ330mmとの事でこれバッチリじゃん!と言う事で居ても立ってもいられず試してみる事にしました。

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フィルター径は外径が60mmを超えないところで58mmを選択(レンズ有効径は53mm程度)、これで焦点距離330mmであればF6近辺となり、XL40を使った時に有効最低倍率が出せる良好な組み合わせとなります。

構成は、

・Kenko PRO1D AC クローズアップレンズ No.3 58mm
・継手リングφ58mm径 (メスーメス)→ ノーブランド品をヤフオクで購入
・BORG M57→M58AD【7407】
・BORG M57→M57ADII【7458】
・BORG M57ヘリコイドS【7757】
・BORG ミニボーグ鏡筒【6160】
・BORG フィルターBOXn【7519】
・BORG M57→2インチオスAD【7502】
・スタークラウド SC2インチ90°正立プリズム(シュミカセネジ仕様)

となり、これで結果が良ければ、対物にHAKUBAのレンズフード、キャップを後に付けようと考えていました。

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BINOの片方を60ED、もう片方をクローズアップレンズの状態で星像をチェックすると、クローズアップレンズの方は一見問題無く見え、個人的に気になる周辺像の崩れは少なく、これはいける!?と思ったのですが、60EDとよく見比べるとクローズアップレンズの方はピントが甘い、と言うより星が点に収束しない、球面収差がかなり悪そうな見え味で、微光星がボケて見えなくなるので60EDと見比べる程にこれはちょっと厳しいかな・・・と感じ、きちんとした望遠鏡の対物レンズとの差を実感した結果となりました。

ただミニボーグの対物レンズは最近軒並みディスコンしていますので、このクローズアップレンズがミニボーグに接続できる事で、何か新たな可能性を秘めた使い方ができるかも知れませんね。


2018年4月14日士幌高原ヌプカの里星空観察会 [天文>日記]

先日ネットの新聞記事、

ヌプカの里 望遠鏡復活 町職員の鈴木さん整備【士幌】
http://www.hokkaido-nl.jp/article/5512

ヌプカの里HP
http://www.nupuka.jp/

こちらを拝見して、以前何度か士幌高原を訪れた事があって上に天文観測ドームが乗っているこの建物が気になっていたのですが、中に入っていた機材がPENTAX 150ED+MS-5と言う自分が学生時代に天文ガイドで見て以来の憧れの機材で、ここ数年稼動していなかったものを職員さんがコツコツ直して使えるようにされたとの事でそれは見に行かなくては!と参加する事にしました。

当日は天気が悪いのは分かっていたので星を見る事は出来ないだろうと思っていましたが、逆に曇りの日の方が濃い天文ファンの人が集まるだろうと言う算段もあり笑、場所的にも一般の人が集まるにはかなり遠い立地条件と思われたので、元々人が集まるところが苦手な自分的には少人数の集まりの方が都合が良かったのである意味好条件でした。

中に入ると既に和気藹々とした雰囲気。曇りの日と言う事でスライドが上映されていて拝見しましたが到着した頃には既に終わり頃で、主催者の方が「今日は曇ってしまって・・・」と話し掛けて下さったのに対し「いやー望遠鏡見に来ましたので大丈夫です!あっはっはー」と機材オタ全開の返事をしてしまい、今まで一人で星を見続けてきた自分的に、星を見る集まりに参加するのは人生初めてだったので緊張して舞い上がってしまいました汗;

そんな訳であたふたしてたので建物の写真とか撮るのすっかり忘れてました・・・すみません><

スライド上映後、すぐに望遠鏡を見る準備が出来たとの事でドームのある観測室に上がるとそこには燦然と輝くペンタ150EDが。

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やっぱりカッコイイなーこの組み合わせ(うっとり)。職員の方の話をお聞きするとやはり復活させるのは大変だったご様子で、極軸望遠鏡が2005年までしか対応していないので合わせるのに苦労したり、メーカーメンテナンスが終わってるかも知れないので対物レンズのメンテをどうするかなど興味深いお話が聞けました。対物レンズを直接見る限りでは現状は特に問題なさそうに見えました。

MS-5は移動観測で使う人もいたと言う話は聞いた事がありましたが実物見たら無理ゲーとしか思えませんでした笑

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曇りでしたが地上風景を見せてもらえました。接眼部はバーダーのクリックロックアダプターで2インチ化し、アイピースは国際光器のフォトン32mmが付いていました(恐らく職員さんの自前)。フォトンは自分でも以前25mmを使ってましたが良く見えるアイピースで、今では絶版になったこの32mmも覗き易くて綺麗に風景が見えました。

ドームに入れる望遠鏡は大口径反射である場合も多いですが、大口径故に特に惑星観望では実力を発揮できない事も多いと思われますので敢えてそこは対象を絞り、惑星を見る事に関しては15cmアポは性能が出し易い点で最適解に近い望遠鏡と思いますので、特に一般人には手が出せないこの150EDを選択された事は遠くからでも足を運びたいと思わせる、ドームの大きさ的にも(4~5m位?)ナイスな判断だと思いました。

この望遠鏡は数年間使えない状態だったとの話でしたが、ウチの30年前のFL-90Sでも最新アポに負けない実力を持ってますし、メンテナンスがしっかりしていれば数十年は全然使えると思いますので、ましてやこれだけの機材を眠らせておくのは正直勿体無いのでこの先も末永く使われる事を願いたいところです。ペンタの機材はデザインセンスが秀逸なので古さを感じさせないのもいいですね。

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観望会に参加されていた方々(20人位?)は皆さん気さくで気軽にお話させてもらえました。びっくりしたのは女性の方の多さ、かなりの星好きの方に見受けられましたが主に機材ヲタ話しかできない(星の知識があまりない)自分に話し掛ける勇気も無くひたすら自らの挙動不審さを抑えるのに必死でした(^ω^A

男性の方々はそれこそ幾多の修羅場を潜り抜けてきた猛者の匂いしかしない方々で、自分の25cmのニュートンがF6なのが長くて(運ぶの大変)・・・とボヤいたらF6なんて短いよ!と一斉にツッコミが入ったのが面白かったです笑

8月の火星大接近を控え、惑星を見るのが一番好きな自分的にはこの望遠鏡でどんな風に見えるのか興味津々ですので、今後見させてもらえる機会があればまた参加させて頂こうと思います。

2017年12月14日ふたご座流星群観望 [天文>日記]

この日暫く曇っていたものの深夜0時過ぎに晴れ間が見えて急遽ベランダに出てVCL-1452ビノを携えて観望しました。30分程度で再び曇り出したので撤収しましたが、その間9個ほど流星を見る事ができました。結構明るいものが多かったです。

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このテレコンビノは作った当初は裸眼でピントが合わず今一つ使えなかったのですが、今年夏に初眼鏡を作った事で性能を発揮できるようになり、先月おうし座北流星群を見ようとこのテレコンビノを持ち出して、その時は流星は一つも確認できなかったのですが、オリオン座とすばるが同一視野に入る超視界で周辺像も良好、目位置にも寛容で流星観望への適性はやはりとても高いと感じました。

今回の流星群でもオリオン座と冬の大三角形が同一視野に収まり、見掛け視界90度程度ある双眼視なのでビノを通して観ている事を忘れるほど星空に没頭できます。またテレコンを支えるアクリル板も街灯などの外光も遮蔽してくれるのでより一層観望に集中できました。

結構重たい(500g強)のでずっと持ち続けるのも辛いですが、肉眼と交互に観る事で見え方の違いなども楽しむ事ができました。やはり流星を見るには最強の機材だと自画自賛しています笑

OPTに突如ログインできなくなった件 [天文>日記]

天文パーツの個人輸入でいつもお世話になっているOPT(https://optcorp.com/)ですが、先日久々にログインしようとしたところ、ログインできなくなっていました。おかしいな?と思いつつどうしようも無かったのでパスワードを再発行しようとしたところ、そのメールアドレスに紐付くアカウントが見つかりません(No account found with that email.)との表示が。

これ、アカウント乗っ取られたんじゃ?と心配になり、問い合わせフォームから、ログインできず、アカウント乗っ取られた可能性あるので問題ないか調べてください!と問い合わせしたものの返事無し。再度フォームから問い合わせしてもやはり返事無し。

何で返事くれないの?と思いつつ、以前の注文でやり取りしたメールの返信で同じ問い合わせをしたところ、「前と同じユーザー名で新しくアカウントを作ってください。これにより以前の注文履歴もロードされるでしょう」、とようやく返事がもらえました。

やってみたところ登録情報、注文履歴等そのままで無事アカウント復帰できました。サイトリニューアルしたっぽいのでアカウント情報も初期化されたのでしょうか。乗っ取りでは無くてよかったです。

笠井製品の想い出 [天文>日記]

個人的に笠井製品にはかなりお世話になってます。豪奢な商品説明に対して質が悪くてクレームを入れて社長とゴタゴタした事もありましたが笑、ここで無くては買えない、欠かせないアイテムも多数ありましたので、過去の買い物を振り返ってみたいと思います。

○BS双眼装置
高級機に対して入射口径、射出口径が小さい点を除けば、見え味においては大きな差は無かったと感じます。MarkV双眼装置を使っていてその重さに難儀している自分的にはこのBS双眼装置の軽さは大きな武器、と言うか正直羨ましいレベルです。自分が知っている限り2回程モデルチェンジしていますが(主にアイピースの固定方式)、現行品は洗練された仕様になっていると思います。今ではOEM品があちこち出回っていますが、その先鞭を付けた(と言う認識なのですが)笠井の功績は評価されて然るべきかと思います。

WideFinder28
肉眼で星座が確認できないような光害地においては等倍ファインダーは星が見えないので使い物にならず、かと言って一般の光学ファインダーでは星座の形が分かるほど視野は広くないので、スターホッピングの基点となる星を導入したい時には欠かせないファインダーです。難点はアイレリーフが短い(と言うか無い)事ですが、見易くなったと噂される新型WideBinoの登場に合わせて、このWideFinderの光学系も新型になっている模様ですので幾分改善されているかも知れません。暗い場所でも使えますが、その真価はやはり光害地で発揮される唯一無二のファインダーと言えるでしょう。

GuideFinder-50+90°正立接眼部ユニット
5cmの対空ファインダーですが、接眼部が回転できるのが他にはないメリット。難点は接眼部を回転させると光軸がずれます笑。のでその都度ファインダー調整が必要です。またアイピース込みの全体重量が嵩み、望遠鏡の接眼部の負担となる点もありますが、あらゆる望遠鏡の姿勢に対して覗き易い向きに合わせられるメリットはそれらのデメリットを帳消しにさせるには十分でスターホッピングでの手動導入では欠かせないアイテムとなっています。

WideBino28
光害地で星座を確認するには絶大な威力を発揮する、自分にとっての星座確認ツールです。今はその役割はテレコンビノに置き換わりましたが、ピント調整があって、目幅も調整できて、また新型になって見え味や覗き易さもかなりパワーアップした模様ですので、テレコンビノよりコンパクトと言う部分も魅力的で買い直したいとも考えています。

○8x50mm90°正立ファインダー
GuideFinder50に出会う前はこちらを使っていました。それまで直視ファインダーで天頂付近の天体を導入しようとして地面にへばりついて覗くストレスに耐え切れず藁にもすがる思いでこのファインダーを手に入れましたが正立である事も相俟って天体導入のストレスが劇的に軽減されました。ファインダーを使う人で直視派と対空派で分かれるみたいですが、対空ファインダーが気になる人にはまずこれをオススメしたいところです。

○アイピース類
・EF-19mm
このアイピースの評価はこちらを参照。中華製ながら名作アイピースだと思います。

・AP12.5mm
このアイピースの評価はこちらを参照。思いの他良いアイピースでもっと早く買って広めてあげたかった。

・HC-Or12mm
このアイピースの評価はこちらを参照。このアイピースの本来の表記は、『HC Or-12mm』なのですが、HC-Orで定着しているようですね。

・EWV-16mm
このアイピースの評価はこちらを参照。日本製でこうしたユニークなアイピースが出てこなくなったのはひたすら寂しいですね。

・EWV-32mm
このアイピースの評価はこちらを参照。最近同じスペックのMasuyama32mmが発売されて、EWVを買い逃した方にはチャンスかも知れません。

・KONIG-40mm
このアイピースの評価はこちらを参照。このクラスはXW40、LVW42mm、XL40と使ってきましたがシャープさと周辺像はこのアイピースが一番良かったかも知れません(想い出補正?)。但しアイポイントがかなりシビア。

・GS FMC PLOSSL
安価なプローセルですが見た目の安っぽさは無く想像以上によく見えると思います。自分の購入した一部の個体は振ったら中でカタカタと音がしてましたがw(→交換してもらえました)

○Euro EMC SF-100ソーラーフィルター
FC-100DL用12x36IS用の太陽フィルターとして使っていますが、汎用性が高く性能も必要十分で良い製品だと思います。難点があるとすれば形状的に外してる時の保管がスマートに行かず、ケースを自作するか悩むところです。

31.7mmDXペンタプリズム
天頂ミラーの裏像を避けたい人でダハの稜線による解像度の低下も避けたい人にはEMS以外ではこれしか選択肢が無いでしょう。とてもいい製品だと思いましたが、自分の買った個体にはプリズム内部に微キズが混入してました。その後落下させて半壊。

○2インチDX天頂ミラー99%
今となっては標準的なスペックですが、コストパフォーマンス的には今でもトップクラスなのではと思います。側面のメタリックゴールドの仕上げが写真で見るより美しいです。

INTES-MICRO ALTER-7
ロシア製の魅力が凝縮された製品で、欧米製や日本製、ましてや中国製とは異なる思想で造られた事が感じられ、非常に精密な金属加工技術は芸術的とまでいかなくても持つ喜びを与えてくれるには十分です。一方で品質面では大雑把と感じる部分もあり自分のALTER-7は補正板の端っこが僅かに欠けています><

ロシアの光学製品全般(双眼鏡やアイピース)に言える事ですが、視野が黄色く明るさが暗め、その分コントラストを上げると言う味付けをしていると感じますがこれは作り手のポリシーなのでしょう。マクストフがロシアの人と考えればALTERは由緒正しい製品とも言えて、その辺りの事情も勘案して好きな人にはとことん好きになれる製品ですが如何せん値段が高く、費用対効果を考えるとこれを買うならC8買った方が幸せになれるかも知れません。

○SUPER-VIEW 4x22EW
個人的にはミザールのSW-525(現行品だとSW-550)が好みで買い替えましたが、これはこれでよく出来た製品でした。視野が暗めで黄色い着色が感じられましたが、これは天体用より地上風景見る方が向いているかも知れません。SW-525を超える17°の広視野はスポーツ観戦などには持ってこいなのではと思います。

○Laser-Finder DXⅡ
評価はこちらを参照。レーザーポインターが故障してしまい、修理も出来ず、売ってもいないので現在放置状態です。

○L-BINO 25x100W
直視で見るには三脚使っても重くて扱い難く手放しましたがこれで見た天の川のイメージは今でも目に焼きついています。その後対空双眼鏡に移行するきっかけになりました。

以下、買って残念だった製品

●SUPER-BINO 100CL
望遠鏡用アイピース交換式の10cm対空双眼鏡で、良質なアイピースを付けた時の見え味は宮内を超えてるんじゃないかと思う程でしたが、品質上の大きな問題として自分の個体には片方の接眼部のプリズム内に盛大なキズか汚れ(中央遮蔽率で言えば開口面積の40%位の大きさ)が存在し、クレームしたものの実視検査で実用上問題は無く、この程度の瑕疵に対応していては商売が出来ないで片付けられてしまい、安くない買い物なのに交換も修理もできないとの事でガックリきてしまい稼働率が大きく下がってしまいました。

その後もこれで本当に性能に影響無いのか疑心暗鬼となり、ハズレを引かされたのではと言う思いがストレスで気持ち良く使えないのでついに手放し、APMの同型機へと買い換える事になりましたがAPMの方はそうした問題は一切ありませんでした。

笠井でよく聞かれる実用上問題無いと言う判断も検品する側の主観的な曖昧なもので、絶対的な基準がないのでどうとでも判断できる、業者側の都合の良い言い訳のように聞こえます。こうした言い訳を用いるならば、ここの製品は日本製では考えられない様な瑕疵があるのが普通であり、それを許容できる人のみ注文ください、と明記すべきで、またこうしたクレームに対して事後に説明がされるのもトラブルを招く原因だと思いました。

とは言えこれも結構昔の話ですので、今ではそこまで酷い品質の製品は出してないと思いたいところです。高い授業料でしたが10cm対空双眼鏡の有用性を感じさせてくれた点では買って良かったと思える製品でした。

●2インチアイピースレデューサー
2インチをフルカバー『していない』アイピースに対しては実視界を広げる効果があり、そのアイデアは良いと思うのですが、周辺像が相当悪化し、縮小率が高過ぎると感じます。ケンコーのクローズアップレンズは縮小率が逆に低いですがアイピースによっては像に悪影響を殆ど及ぼさず、この間の0.8倍位の縮小率の製品があれば欲しいと思いました。

●屈折用マイクロフォーカス接眼部
笠井で接眼部のみを売りに出した初期の製品でしたが、2インチ天頂ミラーに重量系アイピースを取り付けると鏡筒を上に向けるとドロチューブがずり落ちてきてしまい、致命的だったのはずり落ちないようにテンションを強く締め付けると微動が空回りする問題があり、これではデュアルスピードフォーカサーを購入した意味が無いので即刻手放しました。

笠井曰くそこまで重いアクセサリーの使用は想定されていないとの納得し難い説明でしたが今思うとスペックに引き上げ重量が書かれていなかったのが落とし穴で、その点を事前に確認すべきだったと思います。現在は接眼部のラインナップが豊富になり、いくつかの製品には耐荷重量に関しても明記されるようになったので幾分改善されたと思いたいですが。

●ロシア製アイピース(ST-12、SWV-24mm)
このアイピースの評価はこちらこちらを参照。良い部分もありましたが、それ以上に悪い部分が気になって手放す事となりました。

●SAFIX
ロシア製の珍しい球面収差が補正できるレンズでしたが効果は今一つ分からず。

AOK VAMOtraveler経緯台
造り、品質共に優れていると感じましたが、架台には手動微動が無いと使えない自分にはやっぱりフリーストップは合わないと感じ手放しました。

振り返っている内にどんどん愚痴めいてきてしまいましたが;笠井は天文ライフを充実させる魅力的で面白い製品を数多く取り扱っており、またそれらをリーズナブルな価格で提供してくれる天文ファンにとって有り難い存在ですので、上記の様な負の側面を持っている事を認識した上で利用すれば大きな問題は無いでしょう。今後の商品展開にも期待するところです。

APM10cm対空双眼鏡でアイピースが抜けなくなった時 [天文>日記]

APM10cm対空双眼鏡で観望中、アイピース(XW20)が突然中で何かに引っ掛かって抜けなくなりました。恐らくはアイピース固定締め付けのリングがアイピースの脱落防止溝に引っ掛かってしまったと思われ、かなり力入れて引き抜こうとしても抜けません。

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無理矢理力で引き抜くと壊れそうだったのでとりあえず分解出来ないかと調べたところ、ヘリコイドの抜け防止リングを固定していると思われるイモネジを発見、

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これが120度間隔で3箇所あったのでマイナスの精密ドライバーで緩めたところリングが抜けました。

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この状態でヘリコイドを緩めていくとアイピースごと外れ、この状態でアイピースを引き抜くと簡単に抜けました。

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ここを外してアイピースが抜けた原理が今一つ分かりませんが、とりあえず外れて良かったです。

アイピース固定のチャック締め付けの樹脂リングがアイピースの脱落防止溝に入り込むと想定より深く締め付けられてしまい、締め付けを緩めてもこの樹脂リングが元に戻りきらないで引っ掛かってしまったのではないかと推測しています。

以前からこの締め付けリングとアイピースの脱落防止溝の相性の悪さには辟易としてたので、事故を防ぐ為にも何らかの対策を講じたいところです。
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ミニボーグHα太陽望遠鏡と双眼装置との相性 [天文>日記]

かねてからミニボーグ45EDコロナドのSolarMaxフィルターを取り付けたHα太陽観望を双眼でできないかを模索していたのですが、鏡筒を2つ並べた双眼望遠鏡スタイルではSolarMaxフィルターがあまりに高価なので、そうだ筒一つで双眼装置(MarkV)で見ればいいんじゃん?と試しに見てみたところお話にならない程画質が悪化して、プロミネンスも見えないボケた赤い玉にしか見えず、月惑星だと単眼より双眼装置の方が良く見えるのに何でこんなに・・・?と双眼装置との相性が極めて悪い事が分かりました。フィルターが壊れたんじゃないかと元に戻して像を確認した程です。

しかし双眼望遠鏡スタイルにするとなると、SolarMaxのメインフィルターの直径がφ73mm程あるので左右の鏡筒でフィルターが干渉しないように細工する必要があったり一筋縄ではいかなそうで、Hα太陽双眼視の目標まで先の長い道のりとなりそうです(頓挫するかもw)。

***

と、ここまで書いて、よく考えると双眼装置に光路長の都合で2.6xバローを入れてる事を失念していました。これが悪さしている可能性がありますので、パーツの組み合わせを工夫して等倍で双眼装置使えれば状況変わるかも知れません。もうちょっとあがいてみます(^^;

***

その後、双眼装置でバロー無しで合焦するように光路を大幅短縮してチェックしたところ今度は太陽が見えなくなり、何で?と思って双眼装置外してブロッキングフィルター覗いて太陽が入ってるか確認したところ双眼装置で像が悪化する原因が恐らく分かりました。

メインフィルター内部にはエタロンを中央で支える機構があり、これが中央遮蔽となっているのですが、メインフィルターとブロッキングフィルターの間隔が狭い(光路短縮する)と太陽像が小さく中央遮蔽の陰に隠れてしまう事が判明(多分)。これを回避するにはメインフィルターとブロッキングフィルターにある程度の間隔が必要で、光路消費の多い双眼装置との組み合わせ(バックフォーカスを稼ぐ為メインフィルターとブロッキングフィルターの間隔を狭める)では中央遮蔽が大きすぎて像が大幅に劣化する(暗く、解像度が落ちる)要因になっていると思われます。よってこの望遠鏡での双眼装置の使用は×と言う結論に至りました。

これを回避するアイデアが無い訳でも無いのですが、それでどの程度見え味が改善するかは未知数なので、やはり双眼望遠鏡スタイルを目指すか、かと言ってそこまでお金掛ける見返りがあるかも分からないので、面倒なのでもう太陽観望は単眼でいいかなーと言う気分になってきています(;´Д`)

***

その後まだ試してなかった手段で、一応双眼装置で観望できるようになりました。
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Meade スーパープローセルのレンズ構成 [天文>日記]

ミード4000シリーズのスーパープルーセルのレンズ構成について2群4枚と思い込んでいたのですが、古い天文ガイド見ていたところ3群5枚との記述がありました。

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いや言われてみると昔はそうだったような・・・海外のミードのHPでは標準的なプローセル形式の2群4枚と明記されているのですが、だとすればいつまで?いつから??と言う疑問が残ります。日本製だった頃まで?自分の持ってるSP20mmは日本製ですが、この画像のものとはゴム見口が有り無しの違いがあります。うーん謎ですね笑

*****

その後の調べでやはり3群5枚→2群4枚の設計変更があったようです。記憶間違ってなくて良かった(;´Д`)となると初期のスーパープローセル(ゴム見口が無いもの?)は貴重かもですね。

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マスヤマアイピースについて調べる [天文>日記]

最近国際光器で往年の銘アイピースのマスヤマシリーズが復刻したので、どんなアイピースだったのか古い天文ガイド引っ張り出して調べてみました。

マスヤマアイピースは大井光機で設計製造されたアイピースで、大井光機と聞くと個人的には谷オルソ亡き後の国産アッベオルソ(HD-ORシリーズなど)を手掛けてるメーカーとして認識していました。調べると大井光機を設立したのが増山さんだったんですね。

で当時(1987年頃)のマスヤマアイピースの特徴ですが商品説明では、高屈折、低分散ガラスを採用し、レンズは5枚構成で凸レンズ3枚使用により、Rの浅い、肉厚の薄いレンズを使用でき、当時としては長めの70%のアイレリーフを持ち、レンズ全面に4層マルチコートが施され平均透過率95%以上、と現行の高性能アイピースと遜色ない、当時としては異例のハイスペックのように思えます。

レンズ構成は3群5枚で構成図を見ると一見エルフレっぽいですが、見掛け視界が標準的でこれはいわゆるアストロプラン設計?なのでしょうか。改良エルフレと言った方が無難かもですが、国内外でマスヤマ式を採用したアイピースが密かに出回ってる噂も聞きますし、意外に身近なところで目にしているかも知れません。

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ラインナップは(超)長焦点側が充実していて、当時の2インチアイピースと言えば今でなら3インチアイピースのような、使える望遠鏡が限られる代物だったと思われます。

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復刻したマスヤマアイピースを当時のものと比べると値段がかなり上がってますねw設計が新しくなり、性能も上がってるとの事ですので今後短焦点側がラインナップされるのか、性能は現行の高性能アイピースに迫れるのか注目したいところです。
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TC-E2ビノ視度調整レンズ組み込み改造 [天文>日記]

以前自作したTC-E2ビノですが光学性能の高さは窺えるものの、ピントが微妙に合わないのが歯痒い部分で、何とか補正レンズみたいなものを組み込めないかと思案する中で、amazonでカメラファインダー用の視度調整レンズなるものを見つけて、これ使えないかな?と思ったものの大きさが分からず取り付くかどうか分からなかったのですが値段もそれ程でないので試しにニコンFA用の-3Dの商品取り寄せてみました。

大きさを比べてみると視度調製レンズ(以下補正レンズ)の大きさとTC-E2のアイレンズの大きさがほぼ同じで、補正レンズ越しにTC-E2を覗くと部屋の中がくっきり見えます。これは使える!と確信を抱き取り付け方法を模索する事になりました。

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そのまま接着剤でくっつけても良かったのですが、視野のケラレを極力抑える為、少しでもレンズが近づくようにと補正レンズの枠のネジ山をヤスリで削り落としました。これでほんの少しだけ補正レンズの枠がTC-E2のアイレンズ枠に嵌り込むようになりました。またこれによりTC-E2の接眼レンズキャップ(ねじ込み式)もそのまま使えるようになりました。

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接着は補正レンズが軽い事もあって両面テープで留める事にしました。少しは嵌り込む形なので両面テープが補正レンズ枠とアイレンズ枠に挟まれる形になりそこそこの強度があります。

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実際星を見ましたが劇的に星像が引き締まり視界が一層クリアーになり、星座を観望する上でこの上ない性能を持ったBINOが出来上がったと満足しています。見掛け視界はレンズの影響で僅かに狭まった気もしますが、視野のケラレは生じておらず、実視界の広さはそのまま維持されています。難点は自分と視力の違う人は使えない事ですが、元々自作する上で目幅を70mmに固定して自分用としているので問題とはなりません。

期待を遥かに上回る性能の改善にVCL-1452ビノの方も組み込める補正レンズ無いものかと思案する毎日です。


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星見機材依存の悪循環 [天文>日記]

以前ネットで流行った悪循環コラ画像の天文Verを作ってみましたが、どう見ても自分の事です本当にありがとうございました。

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2016年3月9日部分日食 [天文>日記]

十勝地方は結構雲が多かったですが、それでも少しは晴れてくれました。欠け具合はこの位が最大でした(携帯デジカメで撮影)。

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今回FL-90SEuro EMC SF-100ソーラーフィルターを使用でいい具合に見えました。以前ALTER-7用に太陽観測ガラスメッキフィルター使ってましたが、日食を見る分には小口径屈折で十分ですね。

気になったのはアイピースがナグラーやイーソスだとやたら見難かった事です。やはり夜の瞳径を考慮した設計なのかも知れません、ので主にXW20で観望してました。また導入にも存外苦戦したのでファインダーにもアストロソーラーフィルター張った方がいいなーと思いました。

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英オライオンニュートン25cm主鏡移動改造 [天文>日記]

英オライオンニュートン25cmF6.3の接眼部をMoonLiteのデュアルスピードフォーカサーに換装した事で純正接眼部より光路消費が多くなり、それまで使えていたMarkV双眼装置純正2.6xバローの組み合わせでもピントが出なくなってしまい、裏技的な4xバローを使わざるを得なくなったのですが、これだと倍率が高くなりすぎで双眼装置を月惑星にしか使えなくなってしまい、またかねがねルミコンの2インチフィルターセレクターをこの鏡筒でも使いたいとの思いから、思い切って主鏡を前方に移動させ、バックフォーカスの延長を図りました。

主鏡を2.5cm前方に移動させる事でフィルターセレクターが使えるようになり、双眼装置も2.6xバローでも合焦するようになりましたが、元々このニュートンは極小遮蔽の為、主鏡移動によって斜鏡でケラレが発生する恐れがあり、ぎりぎり回避できていると思いたいですがかなり微妙なところです。

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ポルタ振動対策(運用でカバー編) [天文>日記]

ポルタにFC-100DLで高倍率星見してると揺れて揺れて、ピント合わせや微動による揺れが収まる頃には木星とか視野の外に出てしまう有様なのでストレス溜まると言うかこれは無理ゲーなのでは?と心折れそうになってましたが、微動ハンドルやピントノブを操作して手を離した時、指でピントノブを触れるか触れないか程度で軽く触って、指先で振動を吸収する感じで収まったらそっと指を離すという方法でかなりマシになりました。揺れを吸収するアプローチで三脚石突の下に敷いて振動を吸収するパッドとか試してみたいかも。
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SP赤道儀+GPハーフピラーでの経緯台運用 [天文>日記]

SP赤道儀を経緯台モードで使うとかなり鏡筒が低い位置になってしまうのが扱い難かったので(三脚はHAL-110)GPハーフピラーを導入したところ、三脚との干渉も少なくなり、鏡筒の高さも丁度良くなりかなり使い勝手が良くなりました。また経緯台モードの場合、水平軸が三脚中心からオフセットされるので、鏡筒を常にこの反対側に来るように使えばバランスウエイトを使わない、よりお手軽経緯台になるのでは?と考えていたのですが、実際TSA-120(アイピース、ファインダー諸々付けて9kg位?)を載せて使ってみた感じではそれでも位置によってはちょっとぶつかっただけで丸ごとぶっ倒れそうな不安定さが残り、やはりウエイトが無いと不安な感じでした(良いアイデアだと思ったのに・・・)。

久々の木星金星を観てみましたが、この重さを載せると揺れは結構あります。軸がこれだけうにょうにょ曲がっていれば当然かも知れませんが、高倍率を使うならより軽い筒を載せるか、もしくはウエイトを付けて、20cm位のニュートン反射で星雲星団を低倍率お手軽観望する用途には向いてそうな気がします。そんな訳でC8N(20cmF5ニュートンで29,800円)とかちょっと欲しくなりましたw

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FL-90Sオーバーホール [天文>日記]

購入から25年以上を経て、今日初めてメーカーオーバーホールに出しました。見え味に問題は感じていませんが、焦点内外像は微妙に同心円では無かった気がするのできっちりした調整を期待したいところです。

梱包は元箱がありませんので、スーパーで見つけた適当な箱を3つ繋いで、鏡筒をAmazonで見つけた汎用のクッション内蔵キャリーバッグに入れた状態で箱に入れ、隙間に緩衝材を詰めて発送しました。

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双眼装置用アイピースの選定 [天文>日記]

双眼装置で使うアイピースを選ぶ場合、バックフォーカスの足りない望遠鏡で合焦させるにはバローレンズを併用する必要がある為、アイピースにはスマイスレンズの含まれていないものがまず基準になります。これによりロングアイレリーフの広角アイピースがほぼ選択肢から外れ、プローセルやアッベオルソなどのクラシックな形式のアイピースから主に選んでいます。加えてアイレリーフは小数点以下四捨五入で10mm以上と言う個人的な制限を加えている為、この条件でいくと最も短焦点のアイピースでも概ね12mm以上のものに限られ、この焦点距離が最高倍率となるように鏡筒に合わせてバローの倍率を変える、と言う使い方をしています。加えて中国製品は除外する方向で選定した結果、以下のような選択となっています。

※()内は①形式 ②レンズ構成 ③アイレリーフ ④見掛け視界 ⑤重さ

・TMBスーパーモノセントリック12mm
 (①モノセントリック ②1群3枚 ③10.2mm ④30度 ⑤70g)
・笠井HC-Or12mm
 (①アッベオルソ ②2群4枚 ③9.6mm ④42度 ⑤100g)
・笠井AP-12.5mm
 (①アストロプラン ②3群5枚 ③10.6mm ④50度 ⑤90g)

・TeleVue PL15mm
 (①プルーセル ②2群4枚 ③10mm ④50度 ⑤70g)
・笠井 EWV-16mm
 (①改良エルフレ ②3群5枚 ③9.6mm ④85度 ⑤120g)

・TMBスーパーモノセントリック18mm
 (①モノセントリック ②1群3枚 ③15.1mm ④30度 ⑤80g)
・谷Or18mm
 (①アッベオルソ ②2群4枚 ③14.4mm ④44度 ⑤75g)
・Meade SP20mm
 (①プルーセル ②2群4枚 ③14mm ④52度 ⑤110g)

・谷Or25mm
 (①アッベオルソ ②2群4枚 ③20mm ④45度 ⑤90g)
・谷Er25mm
 (①エルフレ ②3群5枚 ③21mm ④62度 ⑤130g)

・TeleVue PL32mm
 (①プルーセル ②2群4枚 ③22mm ④50度 ⑤180g)

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同じ焦点距離のものが何本かありますが、バローとの相性で良し悪しが変わるため、同じ焦点距離でも設計の違うアイピースを揃えて使い分けています。あと双眼装置で使う上で重要なのが重量。アイピースは軽い方が良いのですが、その点でもクラシックなアイピースは優位性があります。個人的には一本200g以内で。

クラシック設計のアイピースは比較的アイポイントがシビアで、あまり覗き易い方とは言えないのですが、軽さ、像質とのトレードオフ、と言うか覗いている内に慣れました笑
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