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谷オルソ18mm、25mm [天文>機材>アイピース]

国産のアッベオルソと言えば笠井HC-Orが定番的地位を築いていた中で、谷オルソは視野レンズが平面で厳密なアッベオルソとは違う(らしい)部分や、コーティングがシングルコート(アイレンズの内側はマルチコート)だったりと廉価アイピースの位置づけで、ディスコン前はかなり地味な存在でした。

HC-Orは12mmを持っていて18mmも欲しかったのですがディスコンの知らせを聞いて、こりゃ谷オルソもやばいんじゃ?と代替として急遽18mmとHC-Orのラインナップには無かった25mmを双眼用に2本ずつ買い揃えました。

その後ディスコンになって再評価されている趣がありますが、実際のところとてもよく見えます。覗いてまず感じるのはヌケの良さでしょうか。18mmは程よいアイレリーフで覗き易く使い易いアイピースですが25mmはアイレリーフが若干長めで双眼で見るにはコツがいります。アイポイントがシビアでアイポイントから外れた時の像の崩れが大きく、最初は覗き難い印象がありましたが慣れの問題でしょうか。

アイレンズのコーティングがシングルコートのせいなのか外光の入り込みが目立つのがウィークポイントでしょうか。

eyep-tn-or.jpg

アイピースのスペックはこちら
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